呉市の目指す小中一貫教育
狙い
・義務教育9年間を修了するのにふさわしい学力と人間関係の力等の育成
・中学校入学時の不安の解消と自尊心の向上
方針
・学習指導要領に基づいた教育課程の編成
・4・3・2区分」を重視した指導の実施
・全中学校区(小中一貫教育校及び小中一貫教育実践校)での実施
「4・3・2区分」とは,義務教育9年間を次のように区分することである。
【前期(小学校1年から4年生)】
学習規律,読み・書き・計算等の基礎的・基本的な内容を繰り返し指導し,習熟を図ることを重視する時期(反復期)
【中期(小学校5年生から中学校1年生)】
前期で身に付けたことを活用し,論理的思考力の育成を図ることを重視する時期(活用期)
【後期(中学校2年から3年生)】
前期,中期で身に付けたことを発展させ,自ら課題を見付け,それを解決する力の育成を重視する時期(発展期)
このうち,特に中期3年間を重視した指導を行う。
小中一貫教育校とは,同じ敷地内に小中学校がある中学校区,又は敷地が隣接する中学校区において,児童生徒が生活を共にし,小中一貫教育を行う学校のことをいう。
現在,これに該当するのは,「呉中央学園(愛称)」(旧二河中学校区)である。なお,設置検討対象となっている中学校区は,長浜,横路,警固屋,蒲刈の4中学校区である。小中一貫教育実践校とは,小中一貫教育校以外のすべての中学校区の学校のことをいう。
2011年7月28日 大会1日目
全 体 会(会場:呉市文化ホール)
13:00 受付・開場
14:00 開会行事
14:30 実践発表「呉の小中一貫教育」
・呉市教育委員会の取組
・警固屋中学校区,和庄中学校区,両城中学校区の取組
15:10 休憩
15:25 子どもシンポジウム 子どもが感じる小中一貫教育
コーディネーター:広島大学 小原 友行 教授
16:30 終了
全国の小中一貫教育に取り組む学校・自治体の実践,呉市の中学校区の実践をパネルにて紹介
2011年7月29日 大会2日目
公開授業(会場:各公開授業会場)
8:30 受付
9:00 公開授業
9:50 授業終了 移動
分 科 会(会場:各分科会場)
10:50 分科会
12:40 分科会終了 各分科会場等で昼食
全体会場(文化ホール)まで移動(徒歩で5?10分)
全 体 会(会場:呉市文化ホール)
13:40 児童生徒発表(安浦中学校区,音戸中学校区,阿賀中学校区)
14:45 講演「小中一貫教育を展望する」
これまでの10年,これからの10年
講師:千葉大学 天笠茂教授
16:00 サミット共同宣言採択
16:15 閉会行事
16:30 終了
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