火災概要
2012年9月11日午前11時前、呉市内の造船所でベルトコンベアから出火し、運んでいた石炭が燃える火事が発生しました。
燃えた石炭が落下し、消火活動が難航しています。
午前10時55分頃、呉市仁方本町の寺岡造船所のベルトコンベアから火が出ていると、消防に通報がありました。呉市消防局によりますと、消防車10台を向かわせましたが火は運んでいた石炭に燃え移り地上に落下しているため、消火活動ができない状態となっています。
出火当時、造船所では船に石炭を運んでいる途中で、ベルトコンベアの先端から火が出て、その後、石炭や周辺の油などに燃え移ったものとみられています。この火事によるケガ人は今のところありません。
9月11日午前10時20分ごろ、呉市仁方本町3の船体ブロック加工・組立「寺岡」の仁方事業所で、「造船所内に係留している船舶が燃えている」と119番があった。
解体作業中だった台船上の港湾荷役用クレーン(高さ約50メートル)の垂直アーム装置が全焼し、約6時間半後に鎮火した。けが人はいなかった。
同社や同市消防局などによると、出火したのはアームの頂部に近いコントロール室付近。クレーンはベルトコンベヤーで石炭を上下に運ぶ装置で、当時は作業員約10人が解体作業に当たっていた。広署はバーナーの火花がアーム装置に残った石炭くずなどに燃え移った可能性があるとみて、原因を調べている。
出火場所が高所にあるため、消火作業には広島市消防局のヘリコプターや海上保安庁の巡視艇5隻が出動。陸海空から放水して消火に当たった。
2012年9月11日午前、消防車のサイレンが鳴り響きました。煙がモクモクと上がっていたので見てみると、なんと呉市仁方本町の寺岡造船所のクレーンの操縦室らしきところから火が出ているではないですか!!
写真はいずれも午前10時14分です。 呉市仁方本町の寺岡造船所
消火活動が続いているのでしょう。サイレンは鳴り響いています。
台船のクレーンの操縦室から火が出ていているように見えます。
あんな高い造船所のクレーンに消防車のホースは届くのでしょうか?
場所はJR呉線の仁方駅からおよそ800メートル東の仁方港に面した工場がいくつかある地域です。
10時15分、火は勢いを増しているように見えます。
10時30分、依然、火と煙がすごいです・・・ケガ人がでていなければいいのですが・・・
10時45分頃、爆発音のような音が聞こえました。
10時46分、火は見えませんが、黒い煙がもうもうと立ち込め、広がっています。大丈夫でしょうか?
ヘリコプターが数機、寺岡造船所の上を旋回しています。空からの消火活動でしょうか? それともマスコミか? 燃えカスのような煤が降ってきました。やっぱり爆発したのかな?
けが人がいないことを祈るのみです。ニュースなどでは報じられていないようです。
youtubeに動画アップされていました。やはり爆発らしきものがあったようです。
12時45分、NHKがニュースで報じました。NHKによれば
11日午前10時半ごろ、呉市仁方本町にある造船所「寺岡」の仁方事務所から「船から火が出ている」と警察などに通報がありました。
警察や消防が現場に駆けつけたところ、接岸した船に設置されたクレーンから火が出ていて、消防や海上保安部などが消火活動にあたっています。この火事によるけが人などの情報はないということです。
警察などによりますと、当時は接岸した船にベルトコンベヤーがついたクレーンを使って、石炭を積み込む作業をしていたところ、クレーンの付近から火が出たということです。
クレーンは、高いところで50メートルほどの高さがあるということで、消防などはヘリコプターも出動させ消火活動にあたっています。
徐々に収まりつつあるようです。
13時11分、完全に造船所「寺岡」の火事は収まったようです。
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