呉市宝町の大和ミュージアムの2011年度の入館者は、前年度比8・5%減の74万7984人と発表されました。
開館した05年度に161万4千人を記録以降、
2005年 161万人
2006年 118万人
2007年 109万人
2008年 89万人
2009年 86万人
2010年 82万人
2011年 75万人
と6年連続の減少です。
大和ミュージアムによれば、減少の原因として「東日本大震災による団体客のキャンセル、広島呉道路の無料化実験の終了などが響いた」「震災による出控えムードに加え、団体旅行での来館が多かった広島県外の自衛隊や警察、消防関係の減少が目立った。被災地の支援へ派遣された影響もあるのでは」と外部要因を指摘していますが、果たして本当にそうでしょうか?
地元の私も何度か足を運びましたが、展示内容に代わり映えはなく、実施されている企画展も値段の割には貧弱な展示内容でガッカリさせられたこともあります。全長26.3メートルの10分の1戦艦「大和」だけではリピーターは期待できないんじゃないでしょうかね。
たくさんの方に来てほしいと願っていますが、おそらく今のままの展示内容、企画では年々入館者は減少していくでしょうし、呉市が大和ミュージアム開館前に設定した目標の年間40万人だそうですが、その40万人になるのは時間の問題と感じられます。
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