2011年のプロ野球ドラフト会議が10月27日、東京都内ホテルで行われ、注目の「大学ビッグ3」
東洋大・藤岡はロッテ、東海大・菅野は日本ハム、明治大学の野村は広島が交渉権を獲得しました。
広島東洋カープは、1位と4位で甲子園でも活躍した地元広陵高校出身の2選手を指名しました。
カープの1位指名は、ご存じリーグ史上7人目の東京六大学通算30勝300奪三振を達成、チーム
の4季ぶり34度目のリーグ優勝の立役者となった明治大学の野村祐輔(のむら・ゆうすけ)投手。
野村祐輔は倉敷出身で、広陵高校で春の甲子園8強、夏の甲子園準優勝で、明治大学進学後は
1年春から登板していました。
4位指名は、野村投手と同様、広陵高校で甲子園でも活躍した走攻守三拍子そろった早稲田大学
のキャプテン、広島出身の土生翔平(はぶ・しょうへい)外野手。土生外野手は、早稲田大学進学
後の2009年春から4季連続で打率は3割を超え、2010年秋には3割8分6厘で首位打者も獲得。
慶大・伊藤隼太外野手と並んで東京六大学を代表する打者です。土生選手は最終学年となった今
年2011年は春に1割8分8厘、秋も1割9分4厘(10月27日時点)と苦しんでいましたが、好素材
であることは間違いなく、活躍が期待されます。
カープは他に、2位で中京学院大の菊池涼介(きくち・りょうすけ)内野手と3位で樟南高校の戸田
隆矢(とだ・たかや)投手を指名しました。
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