2008年7月21日(月) 大阪城ホール DREAM.5 ライト級グランプリ2008 決勝戦
やって参りました!大阪城ホール。私、宮迫は会場に入る前から結構なハイテンションで、会場前で誰かはよくわからなかったけれど、ノリのいいこの方とまずはエエ感じでツーショット。
試合順ではありませんが、手持ちの写真で今回の大会をザッと眺めてみます!!!意見を述べますが格闘技には完全に素人の私の発言ですから、あまり目くじらをたてずにお願いします。
オープニングはボビー・オロゴンの弟アンディが出場。試合の数日前に電車の中で「盗撮男」を捕まえたというアオリVは、なかなか笑えました。が、試合はかなりアッサリ終わってしまって・・・・
第1試合 ○中村大介(1R3分41秒 腕ひしぎ逆十字固め)●アンディ・オロゴン
試合、選手ともに特に注目はしていませんでしたが、中村選手のセコンドには田村潔選手が・・・
思わず「田村!秋山とやれ!!!!!」と叫んでしまいましたです、ハイ。すいません、田村さん!呼び捨てでした!
フェザー級のワンマッチで登場したのは闘うフリーター所選手。お互いがパンチを打ち合うが決め手もなく・・・・途中、所選手のキックが金的に入ったりして、やや消化不良の試合になり、判定へ。
第7試合 ○所英男(2R判定3ー0)●山崎剛
所選手は山本KID選手との対戦を強く希望しているようですが、この試合では勝ちはしたものの、KID戦への猛烈アピールという雰囲気はなかったです。
なお、KID選手は怪我によって今回急に欠場しましたが、今発売の週刊誌でがビミョーな記事が掲載されており、今後はリング外も要注目です。
ヘビー級のワンマッチで登場したのは、昔の名前で出ていますの「マーク・ハント」。やる気がないように見せるアオリVでテキトウな感じを醸しだして試合でガツンとKOか!?の期待がふくらむ中・・・
どうも本当にやる気がないような、練習をしていないような体つきのハント。まさか・・・そんなはずは・・・・・
ミルコに代わって急遽参戦?アリスターと向かい合ったときには、もはやそれは祈りにも似た心境になって・・・・
やっぱり練習してなさそうだったハント。この裏切り方は確信犯的で衝撃的だったなあ。予想通りの早い試合でサモアの怪人はサモアにあっさり帰国。
第9試合 ○アリスター・オーフレイム(1R1分11秒 アームロック)●マーク・ハント
そして、ライト級トーナメント準決勝。このライト級トーナメントもここに来るまでいろいろありました。
青木vs.J・Z・カルバンとのノーコンテスト決着、因縁の再戦は判定、主催者推薦で1回戦が免除された宇野薫への不満・反発などの紆余曲折がありながらも、もっとも人材が揃い、名勝負があったライト級。
波乱のライト級は最後まで波乱で最後はビックリながらも納得の大団円へ。見応えのある試合の連続でした。
そのライト級トーナメント準決勝第1試合は、HERO’Sの看板を背負う宇野薫VSPRIDEの看板を背負う青木真也の世代間対決。事前の予想では宇野選手の圧倒的な有利が予想されていました。
私の気のせいだったのか? 花道入場時から宇野選手はかなり泣いているように見えました。興奮か、それとも緊張か? 非常に多くの声援がありました。
一方の青木選手は、バカサバイバーのリズムに乗って入場。音楽に合わせて青木選手は口ずさんでいましたが、口の動きと音楽とが全く合っていなかったのはご愛敬か?
よく見るとボクシングの亀田の一番上の兄貴に似ているか? しかし、憎めない男だなあ・・・・
試合青木選手のねちっこいグランドの攻撃に宇野選手が何もできなかったような印象でした。
果たして真相はどうだったのか? そして花道では泣いたのか? 気になるところです。
<ライト級トーナメント準決勝> ○青木真也(2R判定3ー0 )●宇野薫
負けた直後とは思えない様子でしたが、判定は3対0ですから、やはり完敗か?
世代交代がこれで進むのか?
続いて同じくライト級トーナメント準決勝。結果から先に言うと、
<ライト級トーナメント準決勝> ○エディ・アルバレス(1R7分35秒 TKO)●川尻達也
となりますが、私自身は今回のベストバウトはこの試合である!!!そう強く感じました。軽量級でも見所のある迫力のある戦いができるんだということを証明した試合。
宇野選手に対する不満を試合で、そして勝って決勝で宇野選手をつぶしたいという意向が強かったと思いますが、もうそんなことはどうでもよくなるくらい、エディとの試合は壮絶でいい試合でした。
試合直前の川尻選手
ここまで壮絶な戦いになろうとは・・・・・控え室に帰る川尻選手の顔はこんなふううに・・・・
決勝進出が青木、エディと絞られましたが、アクシデントに備えて、リザーブマッチを敢行。しかし、リザーブとは思えないこのカード。マジでみたいと思わせる試合でした。
<ライト級トーナメント リザーブマッチ> ○ヨアキム・ハンセン(1R2分33秒 腕ひしぎ逆十字固め)●ブラックマンバ
そんな好試合が展開される中で、私も結構忙しかったです。何が忙しいって、試合も見なければならない、写真も撮る、控え室に帰る選手の肩を叩きつつ、シャッターも押すからです。
そんなときの様子
自分で言うのも何ですが、かなりアホだと思います。でも、私は選手だけをカメラに収めているのではありません。
たとえば、こんな人たちも
どうでもいいですか??
さてライト級トーナメント決勝は、「青木VSエディ」ということだったのですが、エディは川尻戦での怪我がひどくドクターストップがかかり、なんとリザーブマッチで勝ったハンセンが決勝戦へ!
「青木VSエディ」も見たかったけど、青木VSハンセンも願ってもない試合。しかし、青木はグラウンドで下になり、てハンセンから一発パンチを食らっておかしくなった。的確に放つハンセンのパンチが上からいくつかヒット。これで意識が飛んだか? あとはもう防戦一方でTKO。
<ライト級トーナメント決勝> ○ヨアキム・ハンセン(1R4分19秒 TKO)●青木真也
青木選手はずっとずっと泣いていましたなあ。
2位、準優勝の表彰式には仮面ライダー1号の「本郷武」がやってきたしぶく賞金パネルを渡していました。
満面の笑みで喜び爆発のハンセン選手。
ハンセン選手は、トーナメントを制し、DREAM初代ライト級王者としてベルトも獲得。「防衛戦は、まずエディ・アルバレス選手とやりたいです」とマイクアピールをし、会場から盛大な拍手をもらっていました。
今回のトーナメントでは実現しなかった、でも見たいカードがまだまだたくさんなるライト級。選手の怪我が大変なトーナメントはもうやめて1試合1試合のワンマッチで好カードが見たいものです。
PRIDEのよかったところはカードの出し惜しみをしなかったところ。1年間の興行と年末のビックイベントは1本の線で結んで行く必要がありますが、妙な試合を挟んでほしくないですね。それくらいなら興行の数を減らしてもらいたいと願います。
それとグッズ、特にTシャツ類はもう少しセンスがいいのを提供してもらいたいですね。買わなかったのは初めてです!!
宇野選手は表彰式を終えたあともサインに応じたり、声援に応えたりして最後まで会場に残ってファンサービスをしてました。
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