瀬戸内海の重要な航路になっている「音戸の瀬戸」を切り開いたとされる平清盛をしのぶ祭りが5年ぶりに広島県呉市で行われ、大名行列がにぎやかに町を練り歩きました。
呉市の「音戸の瀬戸」は、ご存知の通り、平清盛が沈みかけた太陽を呼び戻し、わずか1日で切り開いたという伝説があり、「音戸清盛祭」は、清盛をしのんで5年に1度開かれています。
お祭りが開催された4月22日はあいにくの雨でしたが、おしろいを塗って馬にまたがり殿様にふんした中学生や、ねじりはちまきでみこしを担ぐ男たちなど、地元の人たち400人余りが大名行列にふんして海沿いのおよそ1.5キロを練り歩き、沿道に集まった約2万人の見物客は、大きな声援や拍手を送りました。
また、NHK大河ドラマ「平清盛」の放送に合わせ、ロケが行われた呉市安浦町で開かれている「清盛 海のみち展」の入場者が4月20日、1万人を超えたそうです。
「清盛 海のみち展」は、飛鳥?江戸時代の瀬戸内の歴史をたどり、ドラマ出演者のサインなどを集めたもので呉市安浦町三津口の宿泊・レジャー施設「グリーンピアせとうち」で開催されています。
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