マック高嶋先生の講習会内容

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マック高嶋先生の講習会内容


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2014年3月17日(月)19時より野球を指導している教師、監督、コーチまたは
保護者を対象にMac’s Trainer Room代表のマック高嶋先生をお迎えしての
講習会『指導者・保護者向けコンディショニング講習会in呉』の様子について
紹介します。

マック高嶋先生の講習内容は「野球に必要な柔軟性と動き作り」でした。

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マック高嶋先生の略歴はこの記事の一番下に詳しく紹介しています。

マック高嶋先生のお話は、まずはスライドを使ってのポイントと事例紹介からスタート。

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バッティングの時に「開くな!」と指導者が言う。「腰を回せ!!」と指導者が言う。

しかし、これら「開くな!」や「腰を回せ!」と指導者が言っていることが果たして
子供たちや選手に正しく伝わっているか。

マック高嶋先生は厳しく問いかけます。

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MAC式「投球動作と股関節」

よく腰を回すとか腰を捻るとかいう事があると思いますが、実際は、腰椎には一つが5度しか
可動域がなく、五つ合わせても、25度のみです。

それだけの可動域で投球動作は行えません。

では、どこでその動きを生むのかというと股関節です。股関節は内旋45度、外旋45度あります。

しかし、怪我をしている選手、パフォーマンスが低下している選手などは股関節の可動域が
硬くなっています。ひどい選手は股関節の内旋角度が5度くらいの選手もいます、そうなると
下半身を使った投球は難しく、いわゆる手投げになりやすくなり、肩肘にかかる負担も増加します。


また、一般的なストレッチをみんなしているけれど、そのストレッチ、伸ばすだけになって
いませんか?

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たとえば「投げる動作」は「伸びて縮む」動作。その準備体操としてのストレッチが「伸び」だけに
なって「伸ばし続けて」実際に投げるとボールは投げにくくなる。

MAC式「肩甲骨のエクササイズ」
投球前に行うと肩の動きがスムーズになるエクササイズ

ピッチングの時、「ひじを絞れ」と指導者が言うことがありますが、肩の動きにおいて、
内旋では姿勢は悪くなり、外旋では胸を張る状態になるという指摘もありました。

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座学も早々に今度はMAC式メソッドの実践編で部屋の椅子を片付けて実技講習で
実際に自分たちでやってみます。

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足でボールを挟む、ボールをつぶす、足を挙げて膝を動かす
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前に20回、後ろに20回
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柔軟性と痛みはシグナルをキーワードにさまざまなチェック方法やエクササイズを学びます。

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肩ちゃんと触れますか? 腕を伸ばしてみて、ちゃんと伸びますか?

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棒やカラーバットを持って投げるフォームをしてみる。肘を曲げて脇腹につけて、反対の手で
外に押してやる。押される側の曲げた肘を押されないようにして、もし痛ければ靭帯か骨に
問題あり。

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柔軟性がない状態で投げさせるのは控えさせてほしい。

MAC式「ベースボール股割りメソッド」
腰割り=股割り

MAC式「身体感覚作りの為のトレーニング」

痛みは大事なシグナルというお話では、たとえば小中学生のアイシングは痛みが消えたり
するので注意が必要とおっしゃっていました。だって痛みは大事なシグナルですから。その
痛みがアイシングで消えてしまうとしたら・・・怖いですよ絵。

小中学生はアイシングするより肩を動かしたり、ジョギングをする、これがMAC式。

MAC式「アイシング」
アイスマッサージの紹介

トレーニングはプレイをよくするために行うもの。この前提を忘れないでほしいとも。

筋トレも否定しないが、内旋の動きばかりになると固くなる。腕立てだって手の置き具合を
変えることでバランスが取れる。

MAC式「股関節が硬いと腰痛を引き起こす」
股関節の柔軟性はなぜ必要なのか
股関節内旋・内旋の柔軟性をチェックする方法
股関節の外旋が硬いと姿勢が悪くなる

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野球肘は肘をまっすぐした状態ではレントゲンを撮らないと映らない。
屈曲させてレントゲンは撮らないといけない。

MAC式「肩・肘検診」
野球肘検診の必要性
子供の野球肩・野球肘
野球肩・野球肘の予防法

実際の指導との感覚的な違い、いわゆる常識でも、間違った常識がまかり通っている
現状についていくつも事例を挙げてお話がありました。

皆さん、メモを取ったり、実際にやってみたり、質問したり、非常に意義のある講習会と
なりました。

次回はもっとステップアップした内容で行われる予定です。また、今年2014年は呉でも
肩肘検診を開催もぜひ行いたいとおっしゃっていました。

今回、来られなかった方も次回はぜひお越しくださいませ。

マック高嶋先生 略歴
マック高嶋先生は広島商卒業後、四国医療専門学校に入学、鍼灸師の免許を
取得後、2001年よりオリックス・ブルーウェーブのトレーナーを4年間勤めました。

黒田博樹投手(ヤンキース)の専属トレーナーとして活躍後、2005年に単身渡米、
MLB ワシントン・ナショナルズのインターンシップ・トレーナーを経て、2007年に
正式にトレーナーとして活躍されました。

治療はもとより運動療法を合わせた独自のスタイルが、選手から「ゴッドハンド」
と高く評価されていました。

2007年オフシーズンより、京都に「マック・コンディショニングルーム」を設立し、
野球の障害予防を中心に日本で活動を始められました。

マック高嶋先生が強調されているのは

「未来の大選手たちへの”正しいトレーニング指導・サポート”は、もっとも大事な事業」

ということで、

☆スポーツのレベルアップを図るにはジュニアの育成が重要
☆怪我によって競技をあきらめるような子供を出さない
☆自分で怪我予防ができるアスリートを育成する
☆専門のスポーツドクターや、競技指導者とも連携を図る

をコンセプトとして、現在は広島市に「Mac’s Trainer Room」を設立し拠点を構え、
日本全国でたくさんのプロ野球選手をはじめ、様々なトップアスリートのトレーナー
として、また小学生から大学生の野球選手のケガ予防、ケガからの早期回復に
向け活動されています。

「野球で起こりえる障害」については、他に追随を許さない絶対的存在で、いまでは
広島野球界にはなくてはならない存在ともいえます。

マック高嶋先生のホームページ

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